FFTとはなんなのか?
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一般的にオシロスコープは時間に対する電圧の変化を計測しますが、
FFTでは周波数ごとにどれだけの電圧が発生しているのか計測します。
たとえば回路設計でアンテナからRFのエネルギーを送出しているとき、アンテナを外してBNCケーブルを取り付け、オシロスコープで観測を行うと
正弦波が発生していると電圧は時間に対して正弦波状に変化をしますがFFTでは一本のスパイクとして表示します。
正弦波ではレベルがとても低いため観測することが出来ないといったケースにおいても、FFTを使うことで正確な観測が行うことができます。
様々なFFT機能を持った測定器といえばスペクトラムアナライザになりますが、テクトロニクスではミックスドドメインオシロスコープと呼ばれ、1つの信号を従来のオシロチャンネルと専用のスペアナのチャンネルに入力できる便利なモデルを発売しています。
MDOシリーズ
テクトロニクスから発売されているミックスドドメインオシロスコープはたった一台で様々な信号を測定することが可能です。
従来のオシロスコープにスペクトラムアナライザを内臓させることで作業効率が画期的に変わりました。開発背景には無線機器のめまぐるしい進化にあり、2011年に発表されたMDO4000シリーズは業界を驚かせ、話題を呼びました。
また、オプション機能も豊富であらゆる解析シーンにあわせて用途にあった仕様変更が行えるのもMDOの強みです。
計測機能の実力も本物で、多くの他メーカーが解析不可だったデータに対してMDOシリーズでは精度の高い解析を実現しています。
ライバルメーカーの同クラス機と比較してもスペックの差は歴然で、テクトロニクスの技術の高さを実感します。
MDOシリーズ、お売りください!
当店ではミックスドドメインオシロスコープは高額買取対象とさせて頂いております。
これまで業者さんの下取り価格の言いなりになっていた方や売り先がわからず処分されてしまっていた方はぜひ当店のお見積もりお申し込みください。
業界トップクラスの買取価格に自信がございます。もちろん、MDOシリーズに限らずテクトロニクスのオシロスコープは幅広く買取実施中ですよ~!
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